脈拍数の正常値・基準値Q&A

脈拍数(心拍数)の正常値・基準値、頻脈・徐脈が見られる場合の疾患の可能性、心電図検査の目的についてQ&A方式で初心者向きに解説。

◆脈拍数の一般的な正常値、基準値の範囲

◆脈拍数の一般的な正常値の範囲、基準値の範囲について教えてください。

◆脈拍数の一般的な正常値、基準値の範囲
 脈拍数の一般的な正常値の範囲、基準値の範囲について見ていきましょう。
 ここで掲載する数値の範囲は、一般的な脈拍数の基準値の指標です。
 測定時の状況によっても当然数値は異なり個人差がありますのでご了承ください。

【年代別脈拍数の一般的な正常値、基準値の範囲】
年代単位(回数/1分間)
新生児・乳児110〜140
小学生・子供70〜110
中高生50〜100
一般成人50〜90

※測定基準値の範囲は検査を行う施設や測定方法・測定環境により異なります。
尚、乳幼児〜小学生の子供の場合は、成人よりも速い拍動を示します。

◆赤ちゃん・子供の心拍数・脈拍数は早い

◆赤ちゃん・子供の心拍数・脈拍数は早い
 乳幼児の脈拍数は成人と比較すると非常に高い数値となります。
 成人と比較すると、脈拍数の基準値の数値は1.5倍以上です。
 赤ちゃんや子供の脈が、あまりにも速いことから驚かれる親も多くいることでしょう。
 しかし、平均的に子供の脈は速いものですから過度な心配は必要ありません。
 尚、正しい脈拍数を測定するには、安静時がベストです。
 ですから、子供の脈拍数を測定する場合は就寝中に測定してあげると良いでしょう。

◆心拍数は人によって違う?

◆心拍数は人によって違う?
 動物は、動物の種類ごとに心拍数の平均値が大きく異なります。
 例えば像の心拍数は、1分間に約35〜40回程度とかなり低い数値となっております。
 人間の心拍数はおおよそ1分間で60回程度ですから、人間に比べると半分に近い数値です。
 しかし、小さな小動物。
 例えばネズミなどの心拍数は非常に速い事で知られております。
 ネズミの心拍数の平均値は1分間に、何と300〜400回という高い数値です。
 また、例えば同じ年代の成人であっても心拍数が大きく異なるケースも存在します。
 その代表がスポーツアスリートの心拍数です。
 中でもマラソン選手の心拍数はとても低いことで有名です。
 これはトレーニングによって心臓が鍛えられ、ランニング中であっても心拍数がそれほどあがらない心臓へ鍛えられている為です。
 このような鍛えられた心臓は「スポーツ心臓」と呼ばれ、運動中でも1分間に60〜70回程度の心拍数を保つことができます。

◆不整脈・頻脈・徐脈の基礎知識

◆測定結果から疑われる病気・疾患の可能性

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