脈拍数の正常値・基準値Q&A

脈拍数(心拍数)の正常値・基準値、頻脈・徐脈が見られる場合の疾患の可能性、心電図検査の目的についてQ&A方式で初心者向きに解説。

◆脈拍数・心拍数とは?

◆脈拍とは何ですか?脈拍の仕組みについて教えてください

◆脈拍数・心拍数とは?
 心臓は、安静時の場合、1分間の間に
●およそ50回〜100回程度
 収縮と拡張を繰り返している筋肉です。
 この心臓の拡張・収縮の際に、血液は全身にくまなく送り届けられます。
 この全身に血液を送りだす際の拍動の回数を
●心拍数
 と呼びます。
 心臓が血液を全身に送る際には全身の動脈に脈動(脈拍)が生じ、この動脈に生じる脈拍を測定するのが
●脈拍数
 の測定となります。

心拍数と脈拍数の定義(画像)

◆脈拍数と心拍数は同じ?

◆脈拍数と心拍数は同じ?
 上記で解説したように厳密には、心拍数と脈拍数の定義は異なります。
 しかし、一般的には同意として使用されているのが現状です。
 これは、脈拍数と心拍数は原則として同数値になる為です。
 しかし、現実的には脈拍数と心拍数が異なるようなケースも多くみられます。
 この原因としてあげられるのが
●期外収縮
●不整脈
 など著しい頻脈が確認されるようなケースです。
 このようなケースでは、心拍数に対して脈拍数が少なくなるケースがあります。
 この心拍数よりも脈拍数が低下する症状を
●脈の欠損
 と呼んでおります。

◆脈拍数・心拍数の測定は1分間で測定するのが基本

◆脈拍数・心拍数の測定は1分間で測定するのが基本
 心拍数・脈拍数ともに測定を行う場合は
●1分間
 を基準として測定していきます。
 心拍数の数値は、ちょっとしたことによっても大きく変動します。
●階段を登る
●歩行
 のような日常生活に不可欠な運動から
●緊張
 などによっても数値は上がります。
 ですから測定は安静時に行うのが基本です。
 尚、心臓はわずか1分間の間に、およそ5リットル以上の血液を常時送りとどけております。

◆不整脈・頻脈・徐脈の基礎知識

◆測定結果から疑われる病気・疾患の可能性

◆心電図検査・カテーテル・手術関連の解説